さなえバケツ苗作業内容
順調に生育が進んでいたのでバケツの水を抜く「中干し」作業を行いました。
バケツ苗ここがポイント!
中干しとは・・・
水を抜いて土の表面を乾かすこと(目安は土の表面にヒビが入るまで【約3日間】
中干しの目的、効果
土の中の有害なガスを抜き、新鮮な酸素を取り込むことで根が水を求めて伸びて倒れにくい丈夫な稲が育ちます。
水を抜き、雑草を抜いて生長を調査した結果、背丈約60cm、茎の本数約30本に育っていました。
バケツ苗ここがポイント!
中干し期間中について
目安は2~3日です。雨が入らず風通しの良いところに置いてください。空気が入りやすいように土が乾いたら竹ぐし等で数ヶ所穴をあけてください。
ISEKIさなえバケツ苗づくり事務局より
担当者より田植えをしてから約1ケ月間で気付いた点を児童達に質問したところ、「虫が泳いでいた」「葉の数が増えた」「葉が長くなった」「雑草が生えていた」といった意見がありました。
児童達が交代で水やりを続け、しっかりと日々の生育の観察ができていることを確認することができました。
稲も呼吸していることを説明し、倒れない丈夫な稲を育てる為に中干しをした後は、茎、葉、土の感触を実際に手で触れて確かめながら観察に取り組んでくれていました。