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菜園に関するいろいろなトピックスをシリーズで紹介します。
今回は「エダマメ」の作り方を紹介します。
今回は「エダマメ」の作り方を紹介します。
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枝豆はタンパク質と脂肪を多く含んでいます。タンパク質の量は動物性と比較しても遜色なく、さらに脂肪は良質の不飽和脂肪酸が多く含まれて、「畑の肉」とも呼ばれています。また枝豆に共通して、胃の内容物を腸の方へ下げる作用があると言われています。日頃から適量を食べることによって便通をよくする効果が得られます。不飽和脂肪酸で主にコレステロールを下げる働きをします。
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茹でただけでもビールのおつまみにぴったりですが、サラダや枝豆ご飯、ずんだ餅の餡としてもおいしくいただけます。
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上記は品種、寒冷地、暖地によっても異なりますので詳しくは種をお買い上げの際、種のパッケージの裏面の注意事項をよくご覧ください。
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種まき後、2週間程度前に土壌改良資材や元肥をまき、土と良く混和します。堆肥をまく場合はやりすぎないように注意し、前年の秋にまいておきましょう。極早生・早生品種の場合10平方メートル当たり、成分量でチッソ70?100g、リン酸200?300g、カリ70?100g、中晩生種の場合は30? 40g、リン酸200?300g、カリ100gとなるように施します。
準備するもの
元肥、堆肥
ワンポイントアドバイス
"黒いマルチ"で雑草防除!
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準備するもの
マルチシート 準備するもの
石灰と肥料を同時に入れるとダメ!石灰を入れてから数日おいたのちに肥料を入れます。
種まきまたは植え付け10日以上前の、土壌水分が適正な時にマルチを張ります。
マルチを張った方が雑草などの管理は楽です。
マルチを張った方が雑草などの管理は楽です。
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早生、中生品種は、畦間120cm、株間30?35cm、2条播き、晩生品種は、畦間70cm、株間30?35cm、1カ所2粒植とし、そのまま生長させます。早春には霜害防止と生育促進のため、不織布や寒冷紗で覆いましょう。
準備するもの
不織布もしくは寒冷紗
ワンポイントアドバイス
本葉展開まで待って、速やかに不織布を取り除くこと。
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開花直前から開花期に様子を見ながら、速効性肥料をまきましょう。
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培土は根の発生を促し、栄養の吸収や倒伏防止に有効です。
中晩生品種のマルチをしない栽培では、本葉3枚頃までに初生葉まで、第4複葉期に第1分枝まで土をよせましょう。
中晩生品種のマルチをしない栽培では、本葉3枚頃までに初生葉まで、第4複葉期に第1分枝まで土をよせましょう。
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開花期?さや肥大期におけるかん水は、さやのつきや肥大などに有効です。この時期に水を通常より多くやり、水分をたやさないことで品質や収量が向上します。
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種から収穫までの期間は、極早生種で80?90日、早生?中生種で90?110日です。さやがふくらんできて、上から押さえたとき、中の実が飛び出してくる頃が収穫適期です。適期は短いですのでさやが硬くなったり、黄色く変色しないうちに早めに収穫しましょう。
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- エダマメにはアルコールの代謝を促進させるビタミンB1、 肝臓の働きを良くするのに活躍するコリンが豊富で、悪酔いや、二日酔いの防止に効果的です。
- タンパク質は生の野菜のなかではずば抜けています。脂質は血中のコレステロールを低下させるリノール酸などが多く、コレステロール低下作用のあるダイズサポニンも含まれており、動脈硬化や高血圧の予防にとても効果的。さらに、血液の循環をよくするビタミンEも多く含むため、老化予防にも役立ちます。また、ダイズにはないビタミンCをたっぷり含み、食物繊維が多く、整腸作用も期待できます。
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イラスト:モリナガ・ヨウ
1966年東京生まれ。立体も作るイラストレーター。数年前から水彩植物画にも力を入れている。クインビーガーデン「ウオーターホワイト・クローバーはち みつ」パンフレットが植物系の代表作である。
1966年東京生まれ。立体も作るイラストレーター。数年前から水彩植物画にも力を入れている。クインビーガーデン「ウオーターホワイト・クローバーはち みつ」パンフレットが植物系の代表作である。