"うまみ精米"とは
うまみ精米は株式会社タイワ精機と
井関農機株式会社の共同開発により
生まれた新精米方式です。
新精米方式
"うまみ精米"
うまみ精米とは、従来の精米よりも時間をかけ優しく精米することで、お米本来の
"うまみ" を引き出す新たな精米方式です。
うまみ精米は "うまみ白米" "うまみ玄米" の2種類をご用意しました。
うまみ白米
うまみ白米とは、栄養価の高い胚芽と美味しさと栄養素が詰まったうまみ層(亜糊粉層)をできるだけ残す精米方式です。通常の精米より時間をかけじっくり優しく精米します。
うまみ玄米
玄米表面の固いロウ層だけを削ることでぬか層に詰まった栄養価はのこしつつ、炊きやすくたべやすい精米方式です。玄米より柔らかく粘りがあります。 ※うまみ玄米は、籾すりコイン精米機で籾から精米する場合はご使用できません。
そもそもうまみ層、ロウ層ってなに?
白米はぬかに包まれていますが、ぬかのなかにもいろいろな層が含まれています。
-
1
- 胚芽
- 成長すると芽となり稲となる部分で、お米の栄養を蓄えている部分です。
主な栄養素
ビタミンB1、B6、E、ナイアシン
-
2
- うまみ層(亜糊粉層)
- 白米の周りの薄い層で、うまみ成分となるオリゴ糖・アミノ酸や酵素等、様々な栄養素が含まれているうまみと栄養の宝庫です。このうまみ層を残す精米こそ"うまみ精米"なのです!
主な栄養素
脂肪、タンパク質、ビタミンB群・E郡、ミネラル、食物繊維
-
3
- ぬか層
- お米の胚芽をまもる種皮や果皮を総称してぬか層と呼びます。食物繊維などの成分がたくさん含まれています。
主な栄養素
脂質、タンパク質、食物繊維、ビタミンB1
-
4
- ロウ層
- 玄米の表面を守っている皮のような薄い層です。
それぞれの精米方法はどう違う?
それぞれ、玄米をどこまで削るかによって異なります。
標準精米
玄米からぬか層、うまみ層、を取り除き白米にします。普段よく口にされている一般的な白米です。
うまみ白米
玄米からぬか層を取り除き、うまみ層と胚芽をできるだけ残します。栄養価が高く、おいしく仕上がります。
うまみ玄米
玄米からロウ層を取り除き、玄米よりも浸水しやすいので炊きやすく、食べやすい玄米です。
うまみ精米で精米したお米は美味しい?
2種類のお米を「標準精米」と「うまみ白米」で精米し、おいしさの指標である
食味鑑定値(当社調べ)を測ってみました。
食味鑑定値
どちらもうまみ白米のポイントが高くなっており、
実際に美味しくなることが証明されています。
データで見るうまみ白米
お米を標準精米とうまみ白米のそれぞれの精米方法で精米し、
味物質の濃度変化を比較しました。(タイワ社調べ)
味物質の
濃度変化(%)
標準精米と比較してうまみが上昇しており、
うまみ白米では、より厚みのあるおいしいお米に仕上がります。