野菜作機械化一貫体系のご提案|井関農機株式会社

野菜作機械化一貫体系のご提案

タマネギ(中小規模)栽培に使う機械

播種・育苗

育苗(慣行苗編)
播種

耕うん・うね立て

■平高成型ロータリ【SHR121】鋤柄農機(株)

ロードマスター【JVLAシリーズ】

 

ロードマスター【JVLAシリーズ】

移植

ISEKIの野菜移植機は、作物の苗を機械が植えてくれるので、作業時間の短縮、疲労の軽減につながります。
栽培体系に合った機械を選択しましょう。
「半自動」と「全自動」、「歩行型」と「乗用型」のちがいについてはこちら

クリックすると詳しい商品情報がチェックできます。
画像をクリックしてね。

半自動タイプ
歩行型半自動野菜移植機
乗用型半自動野菜移植機

管理・防除

防除
乗用型
歩行型
中耕培土

■野菜管理専用機
【KNR45+ブルーコウシュン器+肩削りローター】

防除専用機(ブーム幅10m)【JK18】

収穫・調製・運搬

収穫
運搬
選別・調製
乾燥
アシストスーツ

ポイント

★機械化の省力効果

体系 ご提案機械 作業時間(hr) 慣行機械 作業時間(hr)
土作り トラクタ
ロータリ、施肥、うね立て)
2.0 2.0
播種 乗用4条
(PVHR4-145SG 2人)
4.0 手植え(2人) 25.0
管理(防除) 乗用管理機(16m) 0.5 セット動噴(歩行) 1.0
収穫、運搬 歩行往復4条収穫機、ピッカー
運搬(トラクタ)
6.0 手収穫、
運搬(軽トラ)
53.0
  • ※当社調べ

ご提案機械の使用でより時間短縮!

★年間出荷量ベスト10

平成30年産都道府県収穫量 出荷量(t)
北海道 7,171,400
佐賀県 118,100
兵庫県 96,400
長崎県 29,200
愛知県 27,600
栃木県 12,000
静岡県 11,400
熊本県 19,400
香川県 10,000
愛媛県 9,750
  • ※出展:農林水産省

全国の産地で様々な品種を栽培しており、周年栽培・周年供給が可能となっております。

★必要経費と反収の目安

●10a当たりの経営収支

項目・条件 金額(円)
収入 単価77円/kg 収量5,600kg/10a 431,000
支出 種苗費 14,000
肥料、農薬等 31,000
その他(出荷経費等) 176,000
収入-支出 210,000
  • ※支出には機械・補修償却費を含みません。
  • ※当社調べ
たまねぎの種類と特徴

タマネギ【ユリ科】

タマネギ

ユリ科。原産地は中央アジアで、日本には江戸時代に伝わり、明治中頃北海道や大阪で栽培が成功し、普及しました。北海道では春巻き栽培、それ以外の地域では秋まき栽培が行われています。  生育適温は20℃前後で肥大には最低13℃必要といわれます。収穫後の貯蔵性が良く、一年中出荷されています。需要は多く、世代に関係なく購入されています。近年、転作でタマネギを栽培する地域が増えており、今後ますます増収が予想される野菜です。

播種・育苗

播種

〇播種
定植の約60日前に行う。pH調整、堆肥施用などを行う。
苗床・・・うね幅1.2~1.5m
条播・・・条間6~10cm
株間5~10mm
深さ8mm
その後かん水し、ワラなどで被覆する。

育苗

播種後一週間程度で発芽。ワラを除去し、苗床が乾かないように水管理、間引き、追肥する。病気に強い健全な苗のため苗丈20cm程度になるように数回葉切りする。

苗形状

機械移植時は図のような苗を準備してください。育苗中は草丈が伸びると倒伏するため、倒伏する前に草丈約20cmに「葉切り」作業を行ってください。

■慣行苗
■セル苗
ATOUN MODEL Y【AWN-12】
ATOUN MODEL Y【AWN-12】
耕うん・うね立て
うね立て

地域によって様々なうね形状があるので、栽培体系に応じて機械を選択する。うね幅140cm程度で、うね高さ25cmの4条植えマルチ栽培が主流。

きれいに植付けるためのうね面

砕土が悪くうね面に凹凸があると、植付け深さが一定にならない、土寄せが不十分で姿勢が悪くなる、植付後に風で苗が倒れる不具合が生じることがあります。

ATOUN MODEL Y【AWN-12】
アッパーローターで耕うん
ATOUN MODEL Y【AWN-12】
一般的なうね形状

1畦4条体系、露地・マルチ栽培

代表地区:
兵庫県、山口県
適応機種:
PVHR400-145T2D・TD PVH200-145WZL3A・H

1畦4条体系

代表地区:
佐賀県
適応機種:
PVHR400-145T2D・TD PVH200-145WZL3S
移植

・栽培体系(1畦1条なのか?1畦4条なのか?条間は?)に合わせて機械を選択しましょう。
・深植えすると翌春の生育が著しく悪くなる。目安は苗の半分くらいまで植える。

「半自動」と「全自動」、「歩行型」と「乗用型」の違いについて

ISEKIの野菜移植機は、次のように分類することができます。

★苗補給の違い

半自動タイプ
人の手でカップに苗を一つずつ入れていきます。
良い苗を作業者を選びながら入れていくことができます。
全自動タイプ
セルトレイを移植機にセットしたら、自動的に移植機が苗を植え付けていきます。
苗が無くなったら作業者はセルトレイをセットして移植機について歩くのみです。

★歩行型と乗用型の違い

歩行型タイプ
苗を植えている移植機について歩いていくタイプです。
乗用型タイプ
移植機に乗車して、座りながら苗の植え付けを行えるタイプです。
管理・防除
施肥

施肥機などを利用して条播き。マルチ栽培の場合、全量を基肥えとして施用する。収穫後の腐敗を避けるため
3月下旬ごろで追肥を最後にする。

防除

べと病は秋冬に感染するので、春先に感染した株を抜き取り、べと病発病前の3月~4月の間に薬剤を散布する。
肥料の与えすぎによる軟腐病に注意する。

収穫

葉が倒伏してきたら収穫のタイミング
たまねぎ収穫機とたまねぎピッカーを併用することで重労働からの解放、効率UPにつながります。

ロードマスター【JVLAシリーズ】

▲たまねぎ収穫の流れ

★たまねぎピッカーミニコンテナ仕様

空コンテナを45個搭載できるため、連続作業性能が高く効率的です。

ロードマスター【JVLAシリーズ】

★たまねぎピッカー鉄コンテナ仕様

運搬車を伴送させ、拾い上げたたまねぎをリフトコンベアで直接鉄コンテナに収容します。
ピッカー追従セットを準備することで、運搬車がピッカーについてくるので便利です。

ロードマスター【JVLAシリーズ】

アシストスーツとは

重量物を持ち運ぶ際に、腰の負担を軽減し、
また、中腰作業をより楽にするような働きをしてくれます。

ATOUN MODEL Y【AWN-12】

▲マッスルスーツEvery

ATOUN MODEL Y【AWN-12】

▲実際にアシストスーツを使用しての作業の様子

タマネギの貯蔵法

つり玉貯蔵

収穫後のタマネギは一定期間休眠に入ります。淡路島では10玉程度束ねたものを2つ作りそれをさらに束ねて、風通しの良い小屋でつるし貯蔵します。

ハウス乾燥貯蔵

葉の部分を少し残して切り取ります。その後、畑で半日乾燥させ、コンテナに詰めてビニールハウスに4~5段積んで貯蔵します。湿気に注意し、コンテナの下にはパレッドを敷き、一番上には日光が当たらないようにワラなどで覆います。乾燥後は風通しの良い倉庫で保管します。

調整・包装

根と茎葉部を切り取り、土を落として乾かしてから、規格に応じて選別し、袋や箱に詰めて出荷する。

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