刈り取った作物の穂先と株元の二ヶ所を保持して搬送しますので、安定したきれいな搬送になります。
刈取部の駆動速度が車速に同調します。
引き起こしが乱れやすい倒伏時の低速作業でも、安定した引き起こしが可能です。
HJ6123・7123には、HSTを用いたフル変速駆動を装備しさらに最適な搬送を実現しています。
※採用機種:HN217・319、HVFシリーズ、HFCシリーズ、HFG325、HFRシリーズ、HJシリーズ
刈取部の高さを自動で制御します。
HFR・HJシリーズに採用されている「新刈高さ制御」は、
操作の簡単な接地センサ式(対地追従制御)と環境を選ばないポジションコントロール(定点制御)の二つから選択して使用することができ、いずれも上昇・下降を制御できます。
採用機種:HNシリーズ、HVFシリーズ、HFG325、HFRシリーズ、HJシリーズ
※機種によって採用する方式は異なります。
明るい作業灯で、夜間作業も可能です。
採用機種:HFG325、HFRシリーズ、HJシリーズ
※大型の作業灯を採用するもの。
作物のこぎ深さを最適な状態に自動で調節します。
フィードチェンの回転速度がゆっくり回るので、安心して手こぎができます。
採用機種:HFRシリーズ、HJシリーズ
手こぎ時、万が一の場合にスイッチを押すと、即座にエンジンが停止します(一部機種は、エンジンとフィードチェンが停止)。
さらにHFRシリーズでは、停止スイッチと連動して、こぎ胴カバーのロックが解除され、上昇します。
挟まれた状態から解放されますので、緊急時の安全性をより高めています。
採用機種:全機種
※機種によって方式は異なります。
フィードチェンの駆動速度が車速に同調し、安定したきれいな搬送を行います。
HJ6123・7123には、より最適な速度に制御できる電子二段変速制御とツインシンクロチェンを採用しています。
採用機種:HN217・319、HFR450・463・575、HJシリーズ
メインのこぎ胴に加え、排塵処理胴と二番処理胴の、合計三つの胴を持つ、複胴脱穀部です。
こぎ胴の長さを抑えつつ、能率を上げることができるため、コンパクトでも高能率なコンバインを実現できます。
現在ではHJなどの大型クラスにも採用され、より高能率・高精度を実現するための手法としても活用されています。
ナローガイドを、操作席から降りずに開閉できます。
採用機種:HNシリーズ、HFCシリーズ、HFRシリーズ、HJシリーズ
※機種によって方式が異なります。一部の機種・型式には装備がない場合があります。
ヰセキ独自の技術により、オーガを伸縮させることができます。
固定式などと比較して長く、さらに排出中でも伸縮を行うことができるため、
思い通りの位置に排出を行うことができます※。
また、折りたたみ式のデメリットである、操作の煩雑さや、排出後にヒンジ部分からもみがこぼれることもないため、ストレスなく刈取作業に戻ることができます。
現在では、オーガ先端に偏向機能を持たせた「スイング&ズームオーガ」や、収納時に低い位置までオーガ先端を下げることができる「ローヘッド&スイングオーガ」など、様々なバリエーションが登場しています。
※排出を中止した状態では絶対にオーガを縮めないでください。
採用機種:全機種(Z型)
※機種によって長さや方式は異なります。
切断長を二段階で選択できます(60mmと180mm)。
採用機種:HFG325(B型)、HFRシリーズ、HJシリーズ
切断したワラを拡散します。
採用機種:HFR575、HJ5098、6098、6123、7123
※機種によって方式は異なります。
オーガの旋回方向が解りやすいように、色分けされたネーマを貼っています。
燃料タンクのキャップに鍵をつけ、いたずらを防止します。
採用機種:HJ6123・7123
刺さり粒回収装置 |
ワラに隠れたササリ粒を回収し、ロスを減らします。 採用機種:HVFシリーズ、HFCシリーズ、HFRシリーズ、HJ4075・5098・6098 ※機種によって仕様は異なります。 |
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シーブスクレーパ |
シーブ面をスクレーパが自動で清掃します。 悪条件でも目詰まりを防ぎ、ロスを減らします。 採用機種:HFCシリーズ、HFR338・440・450・463 |
ツインフラッパ |
ヰセキ独自の脱穀制御方式です。風割が可変することで、風の流れを最適にコントロールし、選別面の負荷を最適に保ちます 採用機種:HFCシリーズ、HFR450・463 |
フィードチェンオープン |
フィードチェンを工具なしでオープンできます。脱穀部の奥まで手が入り、メンテナンスが容易です。 採用機種:全機種(HN219・319除く) |
リモコン分草杆 |
刈取部の分草杆を、操作席から降りずに開閉できます。 採用機種:HN319、HVFシリーズ、HFCシリーズ、HJ4075・5098 |
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ツイン駆動刈刃 |
駆動する上側の刈刃を二分割することで、振動低減や交換作業の省力化を図ります。 採用機種:3~7条までの全機種 |
宙吊りスターホイル |
供給部先端のスターホイルを宙吊り構造とすることで、安定した搬送はそのまま、泥がたまりにくくなりました。 採用機種:全機種(HN2条を除く) |
自動方向制御 |
コンバインが条に沿って直進します。 採用機種:HVFシリーズ(AT型)、HFCシリーズ(AT型)、HN217・319(オプション)、HFRシリーズ(オプション)、HJシリーズ(オプション) |
刈取スライド |
刈取部をスライドさせることができます。全面刈と快適な周り刈りを両立します。 採用機種:HN214・217、HVF218・220・223 ※機種によって方式は異なります。 |
あぜ際制御 |
あぜ際を刈り上げた時、自動でこぎ深さを深こぎ側に制御します。刈り上げで短稈になった作物でも、しっかりと脱穀できます。 |
ピタトマル |
刈取部を上昇させた時に、自動で刈取部とフィードチェンの駆動を停止します。 走行部に多くのパワーを必要とする旋回時に、脱穀部への搬送を停止することで、脱穀精度を落とすことなく作業することができます。 採用機種:全機種(HN211・214は刈取停止のみ) ※機種によって仕様は異なります。 |
右側方排出 | 従来よりも広い範囲で排出方向を選べるようになりました。右前方で排出を行うと排出状況を目視でき、便利です。 |
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セラミック回転刃 |
セラミックス加工の回転刃をカッタに使用し、耐久性を約三倍ほど向上させます。 採用機種:HJ4075・5093・6098(一部セラミック)、HJ6123・7123 |
飛散抑制装置 |
拡散装置によって拡散されたワラが、必要以上に拡散しないようにコントロールすることができます。 採用機種:NJ6123・7123(K型) |
パワーと粘りのあるディーゼルエンジンを搭載しています。
ジャパン「HJ6123・7123」のエンジンは3リッター・コモンレールターボエンジンを採用し、
業界最大の123馬力を発生します(2016年6月現在、国内自脱型コンバインでは最大馬力)。
エンジン冷却ファンが、一定時間ごとに逆流し、
ラジエータカバーに付着したゴミやわらクズを吹き飛ばします。
カバーの目詰まりを防ぐことで、オーバーヒートを予防します。
採用機種:HFR450・463・575、HJシリーズ
※機種によって方式は異なります。
スプロケットを分割して取り外せるので、クローラのメンテナンスを省力化できます。
採用機種:HJシリーズ
パワーステアリングの操作角度に応じて、スムーズに旋回できるミッションです。
緩やかなマイルドターンからブレーキターン、さらに小さい半径で旋回できるスピンターンまで、思いのままに操ることができます。
油圧で車体を水平に保ち、車高を上昇させることもできます。
さらに後進時には車体を後傾させ、刈取部に泥がつかないように制御することも可能です。
転輪の一部が揺動することで、地面への追従性が向上します。車体の安定や、接地圧の安定に効果があります。
採用機種:HFRシリーズ、HJシリーズ
※採用機種によって形状が異なります。
クローラ後端を切り上げることで、後進時の泥抜けなどに効果があります。
採用機種:HFRシリーズ、HJシリーズ
大容量のグレンタンクを装備することで、作業効率を向上します。
HJ6123・7123は業界最大となる2000Lの大容量タンクを備えています。
グレンタンク周辺を振動させ、排出を促進します。湿材などに、特に効果的です。
採用機種:HNシリーズ、HJシリーズ
※機種によって方式は異なります。
収穫を行った作物の重量と水分量を、圃場ごとに記録することができます。
施肥設計の結果を確認するなど、翌年以降の営農資料として活用することができます。
採用機種:HJシリーズ(S型)
補助ステップを、シートに座ったままで開閉することができます。
万が一の障害物への接触リスクを下げます。
採用機種:HFR450・463・575、HJシリーズ
門型ミッション |
ミッション構造を改良することで、最低地上高を高くし、湿田での走破性を向上します。 |
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フローティングシール |
クローラ転輪に高精度のオイルバス方式を採用しています。 グリスアップの手間がなく、高い耐久性を持ちますので、メンテナンスを省力化します。 |
メンテナンス・高耐久部品 |
静穏性と気密性に優れたキャビン仕様をご用意しています。
エアコンやオーディオを標準で装備し、快適な作業ができます。
採用機種:HFR450・463・575(C型)、HJシリーズ(C型)
旋回と刈取部上下を同時に操作できるレバーです。
機種によっては様々なスイッチをレバー上に設けていますので、素早い操作ができます。
操作がしやすくなるパワステパッドもご用意しています。
採用機種:全機種
油圧を利用したノークラッチ・無段の走行ミッションです。
機種によっては様々なスイッチをレバー上に設けていますので、素早い操作ができます。
採用機種:全機種
液晶表示を採用した、視認性の高いメーターです。
採用機種:HFRシリーズ、HJシリーズ
スイッチ類を右前方に集中配置することで、操作性を向上しています。
採用機種:全機種
後方をモニターで確認できます。一部機種はオーガ先端にもカメラが装備されます。
採用機種:HJシリーズ(C型)、HFRシリーズ(C型用オプション)
前後・上下・リクライニングが可能です。
オペレータの好みや体格にフィットし、ベストな作業姿勢をサポートします。
フットレストや膝パッドのある機種の場合は、さらにしっかりと体を支えることができます。
採用機種:HFRシリーズ、HJシリーズ
IQアクセル |
エンジンの回転数を作業状態にあわせて適切に制御します。 |
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かきこみ装置 |
停止状態で作物をかきこむ装置です。作物をこぼさずに作業できます。 |
刈取スタートレバー | レバー一本で刈取に必要な準備が完了します。操作ミスを防ぎ、カンタンです。 |
オーガ操作リモコン&ラジコンオーガ |
自由な体勢でオーガの操作ができます。また、ラジコンオーガは補助者が機外から操作できます。 |
エンジン始動設定 |
暗証コードを入力しないとエンジンがかからない防犯装置です。 |