国産材転換支援緊急対策事業のうち一時保管緊急支援事業と建築用木材の転換促進支援事業の公募が開始されました

　国産材転換支援緊急対策事業は、国内において木材需給のひっ迫が続いている状況に加え、今般のウクライナ情勢の影響を受けた我が国の木材需給の更なるひっ迫への影響を緩和するため、国産材製品の増産に伴う原木・製品の運搬や一時保管、国産材製品への転換を図る設計・施工方法の導入や普及を臨時的に支援するものです。

1. 原木・製品の運搬・一時保管緊急支援
　ロシア等からの木材輸入減少により不足する建築用木材を緊急的に増産し流通させるため、原木については、通常よりも多くの量を確保する必要があることから、事業者に対して、遠方の原木供給地からの運搬経費を支援します。また、製品については、事業者に対して、増産した製品を通常の出荷圏を超えて遠方の需要地ヘ運搬するための経費を支援します。
　さらに、増産した原木、製品について、平時の保管場所だけでは不足することから、事業者に対して一時保管に必要な経費を支援します。
　先に公募を開始していた運搬に係る支援事業に加え、一時保管緊急支援事業の公募が開始されましたので、お知らせします。詳細については、参考URLにある説明資料をご確認の上、全国木材組合連合会へ申請して下さい。（受付の締切9月20日必着）なお、予算の都合で期日前に締め切る場合があります。

2. 建築用木材の転換促進支援事業
　木造建築物等の設計・施工において、ウクライナ情勢により影響を受けるロシア材から国産材などの品質・性能の確かな木材へ転換し、その転換に関する情報を整理する取組を支援するものです。
　本事業の公募が開始されましたので、お知らせします。詳細については、参考URLにある説明資料をご確認の上、全国木材組合連合会へ申請して下さい。（事業申請の締切7月20日必着）なお、予算の都合で期日前に締め切る場合があります。