AGRI NEWS [MAFF アプリ連携-農林水産省]

2022年05月26日

  • 基本政策
  • 環境
  • 機械
  • 農山漁村振興
  • 技術・研究開発
  • 優良事例
  • 全国
  • 全ての作目

2021年度「林業遺産」3件が選定されました

2021年度「林業遺産」3件が選定されました
2021年度「林業遺産」3件が選定されました
2021年度「林業遺産」3件が選定されました
2021年度「林業遺産」3件が選定されました
 日本各地の林業は、地域の森林をめぐる人間の営みの中で編み出され、明治期以降は海外の思想・技術も取り入れつつ、大戦期の混乱を経て今日に至るまで、多様な発展を遂げてきました。
 日本森林学会では、学会100周年を契機として、こうした日本各地の林業発展の歴史を、将来にわたって記憶・記録していくための試みとして、「林業遺産」選定事業を2013年度から開始しています。
 8年目となった2021年度は、以下の3件が林業遺産(登録No46~48)として認定されました。
No.46 林業機械化センター保存の森林鉄道車両群と根利森林鉄道遺構(群馬県沼田市):
 森林鉄道の発展過程を理解する上で重要な車両群が保存されており、隣接する森林鉄道遺構と合わせて、当時の技術を現地で理解することができる。
No.47 長走風穴種子貯蔵庫遺構(秋田県大館市):
 種子貯蔵の中核として、近代における東北地方の造林事業を支えた施設である。貯蔵庫部分は完全な形で現存しており、その歴史を今に伝えている。
No.48 旧青森営林局庁舎(現青森市森林博物館)(青森市):
 青森・岩手・宮城3県にまたがる広大な国有林経営の中核的施設であり、貯木場と製材所、森林鉄道が併設する国内最大規模の林業拠点として、青森ヒバの流通に貢献し、地域の発展を支えた歴史を象徴している。

情報元: 林野庁

この記事は、農林水産省政策情報API を利用して取得した情報をもとに作成していますが
サービスの内容は農林水産省によって保証されたものではありません。

記事一覧へ戻る