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2022年05月20日

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露地キュウリのウイルス病を予防する混合ワクチン接種苗のご紹介

露地キュウリのウイルス病を予防する混合ワクチン接種苗のご紹介
温室効果ガス削減や環境負荷低減につながる農業技術を毎月紹介しています。

今回は、露地キュウリのウイルス病を予防する混合ワクチン接種苗についてご紹介します。
露地キュウリ栽培で大きな減収要因になっているモザイク病は、主に3種類のウイルスに起因します。しかし、実用化しているワクチンは1種類のウイルス(ZYMV(ズッキーニ黄斑モザイクウイルス))に対するものしかありませんでした。そこで、残りのCMV(キュウリモザイクウイルス)とWMV(スイカモザイクウイルス)を同時に予防する混合ワクチンを開発し、2種類またはZYMVワクチンと合わせて接種した3種類のウイルス予防ができる接種苗として販売されています。 (技術カタログP.35)

今回紹介した技術をはじめ、「みどりの食料システム戦略」技術カタログでは167の技術を掲載しています。栽培暦の見直しなど、より持続性の高い農法への転換に向けた取組の一つとして、技術の導入をぜひご検討ください!

情報元: 農林水産省

この記事は、農林水産省政策情報API を利用して取得した情報をもとに作成していますが
サービスの内容は農林水産省によって保証されたものではありません。

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