温室効果ガスを効果的に減らす施肥技術のご紹介

温室効果ガス削減や環境負荷低減につながる農業技術を毎月紹介しています。

温室効果ガスの一つである一酸化二窒素は、土壌中の窒素に降雨が影響することで大量に発生します。【マルチ下局所施肥を中心とした施肥改善】は、降雨が直接影響する通路への施肥を行わず、マルチ下への局所的な施肥を行うことで栽培期間を通じて急激な土壌水分の変化を避け、一酸化二窒素の発生量を大幅に削減することができる技術です。農作業の省力化と肥料コスト低減にもつながります。

今回紹介した技術をはじめ、「みどりの食料システム戦略」技術カタログでは167の技術を掲載しています。栽培暦の見直しなど、より持続性の高い農法への転換に向けた取組の一つとして、技術の導入をぜひご検討ください！