【地域の収益性向上！】畜産クラスター事業等のご紹介

我が国の畜産・酪農は、TPP11等の発効により国際環境が変化する中、収益力や生産基盤の強化を図っていく必要があります。
農林水産省では、畜産クラスター事業等により地域一体となって行う収益性向上などの取組を支援しています。今回はこの事業のメニューをご紹介します！

※畜産クラスターとは、畜産農家をはじめ、地域の関係事業者が連携・結集し、地域ぐるみで高収益型の畜産を実現するための体制のことです。この畜産クラスターの構築を全国的に推進しています。


【メニュー１】施設整備事業
畜産クラスター計画を策定した地域の中心的な経営体に対し、地域の収益性向上等に必要な施設整備、施設整備と一体的な家畜導入等を支援します。

【メニュー２】機械導入事業
畜産クラスター計画を策定した地域の中心的な経営体に対し、地域の収益性向上等に必要な機械導入を支援します。

【メニュー３】調査・実証・推進事業
①収益力強化に向けた取組の効果実証に必要な調査・分析を支援します。（実証支援事業）
②事業の効果を高めるため、地域の連携をコーディネートする人材の育成を支援します。（全国推進事業）


また、畜産・酪農の収益力の強化を集中的に進めるため、上記の３つの事業メニューで支援するとともに、特に重点的に進めるべき課題に対応するため５つの優先枠を設けています。（肉用牛・酪農重点化枠、国産チーズ振興枠、中山間地域優先枠、輸出拡大優先枠、環境優先枠）


【メニュー４】畜産経営基盤継承支援事業
①後継者不在の経営と地域の担い手（新規就農等の第三者）の権利調整の取組を支援します。
②後継者不在の経営資源を地域の担い手に円滑に継承するために必要な施設整備等を支援します。

【メニュー５】生産基盤拡大加速化事業
畜産クラスター計画に基づく、繁殖雌牛や乳用後継牛の増頭に奨励金を交付します。

【メニュー６】畜産環境対策総合支援事業
①畜産農家の堆肥の高品質化やペレット化による広域流通の推進に必要な施設等の導入を支援します。
②悪臭防止や汚水処理について高度な畜産環境対策の推進に必要な施設等の導入を支援します。


詳細は、以下の農林水産省ウェブページよりご覧ください。