台風第７号による暴風や高波などに厳重に警戒しましょう！

台風第７号は、小笠原諸島から離れて発達しながら北上を続け、16日から17日にかけて暴風域を伴って強い勢力で関東甲信地方や東北地方に接近します。

東日本や東北地方の太平洋側では17日にかけて、台風の接近に伴い、非常に強い風が吹いて海は大しけとなります。特に、伊豆諸島、関東地方及び東北地方の台風の進路に近い地域では、台風の接近時に猛烈な風が吹いて海は猛烈なしけとなるところがあります。また、関東地方では、高潮や高潮と重なりあった波浪による浸水害が発生するおそれがあります。

関東甲信地方を中心に、東日本や東北地方では、台風周辺の暖かく湿った空気や台風本体の雨雲の影響で、15日から17日にかけて、雷を伴った非常に激しい雨が降り大雨となるところがあります。関東地方の他風の進路に近い地域では、台風の本体の雨雲の影響で猛烈な雨が降るところがあります。特に伊豆諸島では、15日夜から16日中にかけて、線状降水帯が発生して大雨災害発生の危険度が急激に高まる可能性があります。

伊豆諸島や関東地方では、台風接近時に一部の住家が倒壊するおそれや、飛来物によって負傷したり走行中のトラックが横転したりするおそれのある猛烈な風が吹くところがあります。

暴風や高波に厳重に警戒してください。また、高潮にも警戒してください。関東甲信地方を中心に、東日本や東北地方では総雨量が増えるため、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に厳重に警戒してください。

暴風が実際に吹き始めてからでは、屋外での行動は命に危険が及びます。
台風が接近する前に、関連情報「豪雨や台風への備え（農水省HP）」を参考に、農業用施設の点検や機械の避難等を行い、事前の備えに万全を期していただくようお願いします。

大雨が収まった後のほ場や施設の見回りも、増水した水路その他の危険な場所には近づかず、転落や滑落しないよう、足下や施設周辺の安全に十分に注意し行いましょう。