【防災】畜産の豪雨や台風への備え

◯情報収集
・最新の気象情報、警報、注意報を常にチェックしましょう。
◯飼料・燃料・飲水などの備蓄
・家畜を少なくとも１週間以上飼養できる在庫量を確保しましょう。
・河川の増水や土砂崩れのリスクも考慮し、分散して保管するなどの工夫をしましょう。
・飲水の貯留タンクの設置やくみ上げポンプなどを準備しましょう。
◯非常用電源の確保
・停電時にも飼養管理、搾乳や生乳冷却を継続してできるよう、地域で連携したり、個々の経営ごとに非常用電源を準備しましょう。
・発電機のメンテナンスや燃料の確保もしておきましょう。
◯飼料作物への対応
・天候の状況により、飼料作物の管理・収穫作業等の計画や、その調製法や時期を変更するなど、臨機応変に対応出来るようにしましょう。
・冠水に備え、ほ場の明渠の整備等、排水の改善を図りましょう。
◯家畜の避難
・家畜を避難させる必要が生じた場合に備え、家畜の避難場所や避難方法などを予め検討しましょう。
・避難及び避難先から家畜を戻す際は、家畜疾病のまん延防止のため、積込み前後の車両消毒、荷台における体液等の漏出防止措置並びに運搬車両及び資材の消毒等を行いましょう。

※人命第一の観点から、畜舎等の見回りは最新の気象情報、警報、注意報を確認し、暴風雨等が治まるまで行わないようにしましょう。
　 また、暴風雨等が治まった後の見回りにおいても、人命を最優先に行動し、二次被害の防止に努めましょう。