西洋なし、かき、くりの収穫量及び出荷量（令和5年産）を公表しました

令和5年産西洋なし、かき、くりの結果樹面積、収穫量及び出荷量を公表しましたので概要を紹介します。

1　西洋なし
結果樹面積は1,340haで、前年産に比べ40ha（3％）減少しました。
収穫量は1万9,700ｔ、出荷量は1万7,500ｔで、前年産に比べそれぞれ7,000ｔ（26％）、6,200ｔ（26％）減少しました。

都道府県別の収穫量割合は、山形県が67％、新潟県及び青森県が8％となっており、この3県で全国の約8割を占めています。

2　かき
結果樹面積は1万7,500haで、前年産に比べ300ha（2％）減少しました。
収穫量は18万6,600ｔ、出荷量は16万700ｔで、前年産に比べそれぞれ2万9,500ｔ（14％）、2万5,200ｔ（14％）減少しました。

都道府県別の収穫量割合は、和歌山県が21％、奈良県が14％、福岡県が8％、岐阜県が6％、愛知県が5％を占めており、この5県で全国の5割を超えています。

3　くり
結果樹面積は1万5,800haで、前年産に比べ500ha（3％）減少しました。
収穫量は1万5,000ｔ、出荷量は1万2,200ｔで、前年産に比べそれぞれ600ｔ（4％）、500ｔ（4％）減少しました。

都道府県別の収穫量割合は、茨城県が26％、熊本県が12％、愛媛県が10％、岐阜県が5％、栃木県が4％となっており、この5県で全国の5割を超えています。

この調査は、食料・農業・農村基本計画における果実の生産努力目標の策定やその達成状況の検証、果樹共済事業の適切な運営等のための資料を整備することを目的に実施しています。
さらに詳しい内容は、以下「参考ＵＲＬ」からご覧ください。