AGRI NEWS [MAFF アプリ連携-農林水産省]

2024年04月10日

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  • 漁業, 資源管理, 養殖, 水産加工, 内水面, その他(漁業)

漁業産出額(令和4年)をお知らせします。

漁業産出額(令和4年)をお知らせします。
漁業産出額(令和4年)をお知らせします。
漁業産出額(令和4年)をお知らせします。
令和4年漁業産出額を公表しましたので概要を紹介します。
令和4年の漁業産出額は1兆5,747億円となり、前年に比べ2,011億円(14.6%)増加しました。
令和4年は、漁獲量の減少や輸入水産物の価格高騰による国産需要の高まりから、国産水産物の価格が上昇したこと等により前年を上回りました。

1.海面漁業
海面漁業の産出額は9,161億円となり、前年に比べ1,141億円(14.2%)増加しました。これは、さけ類の漁獲量は増加したものの、その他の魚種で漁獲量が減少したことや輸入水産物の価格高騰により、まぐろ類を始めとした多くの魚種で価格が上昇したこと等が寄与したものと考えられます。

2.海面養殖業
海面養殖業の産出額は5,211億円となり、前年に比べ706億円(15.7%)増加しました。これは、ぶり類の収獲量の減少により価格が高騰したことに加え、ほたてがいの輸出需要が堅調であったことにより価格が上昇したこと等が寄与したものと考えられます。

3.内水面養殖業
内水面養殖業の産出額は1,219億円となり、前年に比べ163億円(15.4%)増加しました。これは、漁期始めのシラスウナギの採捕が低調で、その取引価格が高止まりし、うなぎの価格が大幅に上昇したこと等が寄与したものと考えられます。

4.生産漁業所得
生産漁業所得は7,364億円となり、前年に比べ510億円(7.4%)増加しました。これは、多くの魚種で価格が上昇したことにより、産出額が増加したこと等が寄与したものと考えられます。

5.都道府県別海面漁業・養殖業産出額
海面漁業・養殖業産出額の上位5都道府県は、次のとおりです。(カッコ内の数値は対前年増減率)

1位 北海道 3,135億円(22.1%増加)
2位 長崎県 1,109億円(18.4%増加)
3位 愛媛県 979億円(15.2%増加)
4位 宮城県 922億円(40.8%増加)
5位 鹿児島県 770億円(16.9%増加)

この調査は、各地域における漁業生産活動の実態を金額で評価することにより明らかにし、水産行政の企画やその実行のフォローアップに資する資料を提供することを目的に実施しています。
さらに詳しい内容は、以下「参考URL」からご覧ください。

情報元: 農林水産省

この記事は、農林水産省政策情報API を利用して取得した情報をもとに作成していますが
サービスの内容は農林水産省によって保証されたものではありません。

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