AGRI NEWS [MAFF アプリ連携-農林水産省]
2024年03月24日
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ITTO報告書「世界の木材に関する隔年評価報告書2021-2022」の概要を公表しました
国際熱帯木材機関(International Tropical Timber Organization:ITTO)は、熱帯林の持続可能な経営の促進と持続的かつ合法的に生産された熱帯木材の貿易の発展を目的として、1986年に設立された国連条約体で、加盟国(熱帯木材の生産国と消費国)間の政策協議及び国際協力を推進しています。我が国に本部を置く唯一の国連条約体で、横浜市に本部が設置されています。
ITTOは、2023年9月に「世界の木材に関する隔年評価報告書2021-2022」(原文・英語)と題する、熱帯木材に焦点を当て、2021~2022年における世界の木材市場の動向を整理した報告書を公表しました。この報告書は、2006年国際熱帯木材協定第28条に基づき、ITTOが隔年で作成・公表しているものです。
今般、日本語でその概要を紹介する資料を作成し、公表しましたので、お知らせします。
(ポイント)
○ 2022年における世界の熱帯丸太生産量は3.2億㎥(※全丸太の16%)。うちインドネシア24%、インド15%、ベトナム10%
○ 世界の熱帯丸太輸入量は1,080万㎥。最大の輸入国は中国(618万㎥、世界シェア57%)で、主にPNGとソロモン諸島から熱帯丸太を輸入。近年、アフリカからの輸入も増加
○ 世界の熱帯合板生産量は4,894万㎥(※全合板の38%)。うち中国56%、インド20%、インドネシア9%
○ 世界の熱帯合板輸入量は768万㎥。うち米国24%、日本22%(166万m3)。
○ 我が国は、世界第2位の熱帯合板輸入国。1998年まで世界最大の熱帯丸太輸入国であったが、現在のシェアは0.3%
ITTOは、2023年9月に「世界の木材に関する隔年評価報告書2021-2022」(原文・英語)と題する、熱帯木材に焦点を当て、2021~2022年における世界の木材市場の動向を整理した報告書を公表しました。この報告書は、2006年国際熱帯木材協定第28条に基づき、ITTOが隔年で作成・公表しているものです。
今般、日本語でその概要を紹介する資料を作成し、公表しましたので、お知らせします。
(ポイント)
○ 2022年における世界の熱帯丸太生産量は3.2億㎥(※全丸太の16%)。うちインドネシア24%、インド15%、ベトナム10%
○ 世界の熱帯丸太輸入量は1,080万㎥。最大の輸入国は中国(618万㎥、世界シェア57%)で、主にPNGとソロモン諸島から熱帯丸太を輸入。近年、アフリカからの輸入も増加
○ 世界の熱帯合板生産量は4,894万㎥(※全合板の38%)。うち中国56%、インド20%、インドネシア9%
○ 世界の熱帯合板輸入量は768万㎥。うち米国24%、日本22%(166万m3)。
○ 我が国は、世界第2位の熱帯合板輸入国。1998年まで世界最大の熱帯丸太輸入国であったが、現在のシェアは0.3%
参考記事
- 報告書「世界の木材に関する隔年評価報告書2021-2022」(林野庁Web)
- 熱帯木材貿易の動向(同報告書のデータを整理し図示、日本語)(PDF:2,060KB)
- Biennial Review and Assessment of the World Timber Situation(原文)(外部Web)
- ITTOの概要、活動、我が国の貢献(PDF:3,300KB)
- 第59回国際熱帯木材理事会の結果について(林野庁Web)
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情報元: 林野庁
この記事は、農林水産省政策情報API を利用して取得した情報をもとに作成していますが
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