森林環境譲与税を活用した自治体の取組の紹介 Vol.16 青森県西目屋村

　森林環境譲与税を活用した取組事例について、定期的に紹介しています。第16回目は、青森県西目屋村の取組です。
　西目屋村では、「木を育て、村を守る」をテーマに「持続可能な森づくり」の実現を目指しています。森林環境譲与税を活用して、令和元年度は森林経営管理制度の進め方の検討から森林所有者や事業体への制度の理解と普及に努め、令和2年度からは、森林整備(保育間伐)、自伐型林業の人材育成、道路融雪の熱源の燃料とする薪の購入等を実施しています。
　令和4年度は、村の理想的な森林の姿を示し、取組を着実に実行していくため、「西目屋村目標林型実行プラン」を作成しました。本プランの作成により、地域の森林所有者をはじめとする関係者の合意形成や連携がとりやすくなる等、更なる森づくりの推進が期待されます。