コンバインの事故に注意！

< ７月に発生した農作業死傷事故：29件>
うち農業機械作業に係るもの：13件

〇 ７月は12件の死亡事故を含む29件の死傷事故が報告されました。
死亡事故のうち５件は乗用型トラクターによるもので、乗用草刈機で果樹（枝）との間に挟まれた死亡事故も２件報告されています。

〇 また、熱中症による死亡事故が４件報告されました。９月も全国的に例年よりも暑くなることが想定されています。厳しい暑さが予想される日は、作業を中止するか、作業する時間帯を早朝に変更するなど、リスクを軽減する具体的な方法を実践しましょう。

< ９月のワンポイント>
○ 例年、９月はコンバインによる事故が多く発生しています。

○ 特に注意したいのが、路肩の踏み外しと後進で補助作業者をひいてしまう事故です。コンバインは運転者から見えない死角が多い機械です。通行前に作業道をチェックすること、コンバイン動作前にホーンや声で合図することを実践しましょう。

〇 また、チェーンへの巻き込まれ事故を避けるため、稲わらが詰まったときはエンジンを止めること、手こぎ作業では軍手を付けないことを守ってください。

〇 日暮れ時刻が日に日に早くなりますが、「予定した作業を今日中に終わらせよう」という焦りがヒヤリ・ハット、さらには重大事故を招きます。

常に心は冷静に。 安全作業の基本を徹底しましょう