【参加者募集】琉球大学での「スマート農業」の実践教育セミナーの開催について

　近年、労働力不足の解消や、経営を発展させるための手法として、スマート農業に取り組む農業者の方が増えています。

　農林水産省では、より多くの方にスマート農業に関する理解を深め、実践いただけるよう、スマート農業について学ぶことができる研修を全国段階で実施することとしております。

　今回、琉球大学（沖縄県）において、以下のとおり、スマート農業研修を開催いたします。

　スマート農業の導入による経営メリットやスマート農機の体験型の実演会など、スマート農業について詳しく学べる良い機会となっておりますので、特に、沖縄県内の農業教育機関の教職員・学生、農業者のみなさまにおかれましては、ぜひご参加ください。

　なお、他の地域においても、10月以降、スマート農業研修を順次開催する予定としておりますので、詳細が決まり次第、お知らせいたします。

【研修の概要】
〇日時：（１日目）令和５年９月１４日（木）９：００～１７：００
　　　　（２日目）令和５年９月１５日（金）９：００～１７：００

〇場所：琉球大学農学部附属亜熱帯フィールド科学教育研究センター

〇参加対象者：（１日目）琉球大学、農業大学校、農業高校などの学生と教職員（150名）
　　　　　　　（２日目）農家、企業、官公庁などの農業専門者（150名）

〇参加料：無料（ただし、要予約 ※Google Forms（下添の参加申込みフォーム）からお申込みください。）
　　　　　　　　　　
〇研修内容：
【午前：講座 場所：農学部棟206（150名） 9:00～12:20】
・沖縄における小規模圃場がスマート農業技術（①営農管理システム、②直進アシスト機能、③ほ場環境センシング）を導入したときにどのようなメリットをもたらすか
・農林水産省事業スマート農業教育拠点について
・スマート農業技術の社会実装化と展開－ロボット農機の高度運用を中心に－
・無人トラクタ、営農支援システムKSAS等のスマート農業機器の紹介
・GPS付きブロードキャスタによる均一施肥管理・設計
・みどりの食料システム戦略について

【午後：スマート農業機器の体験型の実演 場所：3番圃場 13:30～17:00】
• 無人トラクタによる耕耘
• 直進アシスト付きトラクタによる畝立て
• 半自動移植機による植付け
• 農業用ドローンによる液体散布
• 直進アシスト付きトラクタとGPS付きブロードキャスタによる均一施肥
• ラジコン草刈機による法面の草刈り

※本研修は、農林水産省の委託事業により、北海道大学スマート農業教育拠点が、琉球大学等と共同で実施するものです。