畜産統計の調査結果をお知らせします（令和5年2月1日現在）

畜産統計（令和5年2月1日現在）を公表しましたので概要を紹介します。

1.乳用牛
　飼養戸数は1万2,600戸で前年に比べ700戸（5.3％）減少し、飼養頭数は135万6,000頭で前年に比べ１万5,000頭（1.1％）減少しました。この結果、１戸当たり飼養頭数は107.6頭で前年に比べ4.5頭（4.4％）増加しました。
　全国農業地域別にみると、飼養戸数及び飼養頭数は、いずれも前年に比べ全ての地域で減少しました。
　なお、地域別の割合は、北海道が飼養戸数では42.7％、飼養頭数では62.1％となりました。

2.肉用牛
　飼養戸数は3万8,600戸で前年に比べ1,800戸（4.5％）減少し、飼養頭数は268万7,000頭で前年に比べ7万3,000頭（2.8％）増加しました。この結果、１戸当たり飼養頭数は69.6頭で前年に比べ4.9頭(7.6％)増加しました。
　全国農業地域別にみると、飼養戸数は前年に比べ全ての地域で減少し、飼養頭数は前年に比べ全ての地域で増加しました。
　なお、地域別の割合は、九州が飼養戸数では43.8％、飼養頭数では36.4％となりました。

3.豚、採卵鶏及びブロイラー
(1)豚
　飼養戸数は3,370戸で前年に比べ220戸（6.1％）減少し、飼養頭数は895万6,000頭で前年に比べ7,000頭（0.1％）増加しました。この結果、１戸当たり飼養頭数は2,657.6頭で前年に比べ164.8頭（6.6％）増加しました。
(2)採卵鶏
　飼養戸数は1,690戸で前年に比べ120戸（6.6％）減少し、成鶏めす（６か月齢以上）の飼養羽数は１億2,857万9,000羽で前年に比べ871万2,000羽（6.3％）減少しました。この結果、１戸当たり成鶏めす飼養羽数は７万6,100羽で前年に比べ200羽（0.3％）増加しました。
(3)ブロイラー
　飼養戸数は2,100戸で前年並み、飼養羽数は１億4,146万3､000羽で前年に比べ223万3,000羽（1.6％）増加しました。この結果、１戸当たり飼養羽数は６万7,400羽で、前年に比べ1,100羽（1.7％）増加しました。

　この調査（統計）は、主要家畜（乳用牛及び肉用牛並びに豚、採卵鶏及びブロイラー）に関する畜産生産の現況を明らかにするとともに、酪農及び肉用牛生産の近代化を図るための基本方針における飼養頭数目標の策定など畜産行政の推進のための基礎資料を整備することを目的に実施しています。

　さらに詳しい内容は、以下「参考ＵＲＬ」からご覧ください。