労働安全コンサルタントが木材産業の安全診断・指導・改善方策の提示を行いました

　木材産業において労働災害の発生率を示す死傷年千人率は、木材・木製品製造業では12.5となっており、全産業と比較して4.6倍、製造業全体と比較しても4.3倍と非常に高い水準にあります(令和3年)。
　木材・木製品製造業の労働災害発生率が非常に高くなっている要因の一つとして、その多くが中小企業であるため資金面や人員面の制約などから、労働安全への取組が難しいことが考えられます。
　木材産業事業者の中から労働安全について改善の意思がある者を公募し、労働安全に知見を有する者により安全診断・指導を行い、改善方法について提案を行いました。
　指導内容は、資金をあまりかけずに簡単に取り組めるものも含まれています。木材産業の事業者の皆様には、是非この指導結果を参考にして、安全対策に取り組んでいただきますようお願いいたします。
　また、仕事猫とコラボした作業安全を普及啓発するステッカー用の画像を作成しています。事業所へ掲示、機材へ貼り付けするなどしてご利用ください。