森林総合監理士(フォレスター)養成のための基本テキストを令和5年度版に更新しました

　「森林総合監理士(フォレスター)」は、
・森林・林業に関する専門的かつ高度な知識及び技術並びに現場経験を有し、長期的・広域的な視点に立って地域の森林づくりの全体像を示すとともに、
・市町村森林整備計画の策定等の市町村行政を技術的に支援し、施業集約化を担う「森林施業プランナー」等に対し指導・助言を行う
人材であり、林野庁はその育成を進めています。
　森林総合監理士には、森林調査、育林、森林保護、路網、作業システム、木材販売及び流通、関係法令、諸制度等に関する知識に基づき、地域の森林・林業の姿を描く能力や、地域の関係者の合意を形成していくための行動力、コミュニケーション能力が必要とされています。
　林野庁では、森林法施行規則(昭和26年農林省令第54号)第89条に規定する林業普及指導員資格試験を実施しており、地域森林総合監理区分に合格した方を森林総合監理士として登録しています。
　本年度の林業普及指導員資格試験(地域森林総合監理区分)の基礎となり、森林総合監理士の候補となる若手技術者の育成を図るためのテキストを令和5年度版に更新しました。受験される方以外にも、森林・林業施策の全般的な知識を得るために参考にしていただけるものですので、是非ご覧いただきたいと思います。