令和4年度林業普及指導員全国シンポジウムを開催しました

　都道府県に設置された林業普及指導員は、森林所有者等に対して、地域の実情に応じた以下のような活動を行っています（林業普及指導推進要綱）。
・試験研究機関と一体となった新たな技術や研究成果の実証・指導
・森林・林業に関する技術及び知識の普及と森林施業に関する指導
・市町村森林整備計画の作成・達成に必要な技術的援助等の協力
・林業大学校等の支援等
林業普及指導員同士が互いに研鑽し、地域における現状や課題を共有して今後の林業普及指導活動につなげるため、毎年林業普及指導員全国シンポジウムを開催しています。
　11月29日(火)に令和4年度のシンポジウムを開催しました。全国6ブロックから選抜された代表者が「森林経営管理制度に関する普及指導の取組等」をテーマに発表し、3府県の発表が最優秀賞及び優秀賞を受賞しました。また、関東森林管理局から、民国連携の取組について、参考発表を行いました。
＜最優秀賞＞
「埼玉県秩父地域における森林経営管理制度への支援」
埼玉県 秩父農林振興センター林業部林業支援担当　森林総合監理士　谷口美洋子
＜優秀賞＞
「中丹普及指導区における森林経営管理制度の取組について」
京都府 中丹広域振興局農林商工部森づくり振興課　下村咲希子
「南予地域における新たな森林管理体制の構築と担い手の確保・育成に向けた取組み」
愛媛県 南予地方局農林水産振興部森林林業課　平田あや