AGRI NEWS [MAFF アプリ連携-農林水産省]
2022年09月28日
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木材の新たなマテリアル技術開発の令和3年度の事業成果を公開しました
令和3年度は当初予算「林業イノベーション推進総合対策」のうち「戦略的技術開発・実証事業」において、木材の新たなマテリアル利用のための事業を実施し、以下の3つの技術開発・実証事業に取り組みました。
(1) 未利用木質バイオマスからのフラン化合物製造とそれらを用いた高付加価値木質材料の製造技術開発
スギ由来成分であるフラン化合物をスギ材に含浸・硬化させることで、その全てが木材由来の高機能性フラン樹脂加工木材を製造しました。この木質材料はデッキ材などの屋外利用が期待できます。
(2) 孟宗竹由来新素材の新規生産ラインによる高効率な生産と開発製品の事業化
「竹繊維化システム」と「減圧マイクロ波装置」をカップリングさせ、竹抽出水(BMW)、竹エキス(BOS)、高機能性繊維を効率的に製造するシステムを構築しました。また、成分分析等を行い、生活保健製品を開発しました。
(3) 新規高耐熱木質フィラーの開発ならびに社会実装の検討
木粉をアセチル化する検討を行うとともに、その材料を自動車部品として使用した場合の耐熱変形・耐衝撃性を解析予測をした。既存の材料よりも軽量化できる可能性を明らかにしました。
これまで林野庁が支援した、未利用木質資源を新たなマテリアルとして利用する技術の実用化に向けた先進的な研究や技術開発も紹介していますので、是非ご覧ください。
(1) 未利用木質バイオマスからのフラン化合物製造とそれらを用いた高付加価値木質材料の製造技術開発
スギ由来成分であるフラン化合物をスギ材に含浸・硬化させることで、その全てが木材由来の高機能性フラン樹脂加工木材を製造しました。この木質材料はデッキ材などの屋外利用が期待できます。
(2) 孟宗竹由来新素材の新規生産ラインによる高効率な生産と開発製品の事業化
「竹繊維化システム」と「減圧マイクロ波装置」をカップリングさせ、竹抽出水(BMW)、竹エキス(BOS)、高機能性繊維を効率的に製造するシステムを構築しました。また、成分分析等を行い、生活保健製品を開発しました。
(3) 新規高耐熱木質フィラーの開発ならびに社会実装の検討
木粉をアセチル化する検討を行うとともに、その材料を自動車部品として使用した場合の耐熱変形・耐衝撃性を解析予測をした。既存の材料よりも軽量化できる可能性を明らかにしました。
これまで林野庁が支援した、未利用木質資源を新たなマテリアルとして利用する技術の実用化に向けた先進的な研究や技術開発も紹介していますので、是非ご覧ください。
参考記事
- ▼木材の新たなマテリアル利用技術開発_事業成果(林野庁Web)
- ▼未利用木質バイオマスからのフラン化合物製造とそれらを用いた高付加価値木質材料の製造技術開発 事業概要(PDF:293KB)
- ▼孟宗竹由来新素材の新規生産ラインによる高効率な生産と開発製品の事業化 事業概要(PDF:271KB)
- ▼新規高耐熱木質フィラーの開発ならびに社会実装の検討 事業概要(PDF:277KB)
- ▼木材の新たなマテリアル利用技術開発(林野庁Web)
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情報元: 林野庁
この記事は、農林水産省政策情報API を利用して取得した情報をもとに作成していますが
サービスの内容は農林水産省によって保証されたものではありません。