AGRI NEWS [MAFF アプリ連携-農林水産省]

2022年08月19日

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「みどりの食料システム戦略」技術カタログ紹介:果肉障害を低減する機能性果実袋のご紹介

「みどりの食料システム戦略」技術カタログ紹介:果肉障害を低減する機能性果実袋のご紹介
「みどりの食料システム戦略」技術カタログ紹介:果肉障害を低減する機能性果実袋のご紹介
 農林水産省は、食料・農林水産業の生産力向上と持続性の両立をイノベーションで実現する「みどりの食料システム戦略」を策定しました。
 この戦略の実現のため、現場への普及が期待される技術を毎月ご紹介していきます!

 今回は、「果肉障害を低減する機能性果実袋」についてご紹介します。
モモ園では、夏季の高温により「赤肉症」や「水浸状果肉褐変症」と呼ばれる果肉障害が発生することがあります。
 そこでご紹介するのが、通気性を保ちながら、これまでにない高温抑制機能を持っている機能性果実袋です。赤外線を効果的に遮断する機能を持つ酸化チタン(JR-1000)を慣行の果実袋に表面塗布したもので、夏季の異常高温時に、果実の温度の上昇を抑え、果肉障害を軽減することが可能です。
 また、これまでの産地の作業体系に準じて利用でき、果実の外観や糖度等の品質については慣行袋との間には差はありません。

 今回紹介した技術をはじめ、「みどりの食料システム戦略」技術カタログでは167の技術を掲載しています。栽培暦の見直しなど、より持続性の高い農法への転換に向けた取組の一つとして、技術の導入をぜひご検討ください!

情報元: 農林水産省

この記事は、農林水産省政策情報API を利用して取得した情報をもとに作成していますが
サービスの内容は農林水産省によって保証されたものではありません。

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