AGRI NEWS [MAFF アプリ連携-農林水産省]
2022年08月10日
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【行政手続オンライン化】農林業センサスの見直し
農林水産省では、補助金などの行政手続について、オンライン化を進めています。
その際、申請する農業者や、審査をする地方自治体等の職員の皆様の事務負担を軽減するため、行政手続の申請書類や申請項目などについて、抜本的な見直しを進めています。
この取組の一環として、本アプリの「リアル行政手続リポートBOX」で、皆様より御意見を募集しています。
今回は、農林業センサスについてのご意見と、それに対する農林水産省の回答を紹介します。
(質問)
農林業センサスの業務の抜本的な簡素化とオンライン化をお願いします。
2020年の業務を振り返って、見直してほしいことを記述しましたので、どうぞよろしくお願いいたします。
2020年のセンサスで初めに驚いたのは調査区域が、旧村単位の村、町単位の区域で分けられていることでした。
調査区をもとに、調査員に依頼をかけるのですが、現在は集落が自治会ごとになっているので、他の自治会をまたぐ調査は調査員にとっても大変で、山間部は広大な面積なので、調査区域の見直しが必要かと思います。
調査についてですが、調査はまず一定の面積以上の田畑や山林を所有している候補者にインタビュー方式で聞き取りをし、チャートで辿って、調査対象者を確定します。この時点で8分の1ぐらいに絞られてきます。これを毎回繰り返さなければなりません。
調査項目も多く、調査票の書き方も分かりずらいので、記載が抜けている箇所が多いのが現状です。また、調査票はマークシート式ですが、お年寄りには字も薄くて読みづらく、マークシートもボールペンで書いたり、ページ数が多いので最後のページまで終わらせないで提出しているので、市から電話をかけて聞き取りをすることも多かったです。調査項目の簡素化ができたらいいと思います。
ある程度本人の基本データが農林水産の係で把握できていれば、それをもとに調査票を印字しておいて、違うところを書き直してもらうなどできないのでしょうか。
農林水産省では共通申請サービスでのオンライン化を進めていると聞いております。オンライン化すれば、前回のデータを修正する方法で申告できるので、記載漏れも解消されると思います。
是非、次のセンサスの調査に向けては、調査方法、調査項目などの見直しや、共通申請サービスでのオンライン申告を検討していただけると市町村の職員、調査員、農家さんも助かると思います。
後継者がいない経営体は今後調査に答える事も難しくなるのではないかと思います。逆に新しい若手の経営体が増えていくと、地域のお年寄りと連携を取り、このような調査も手助けしてくれるのではないかと期待します。
将来食糧危機がくると懸念される中、衰退している(と感じる)日本の農林業が活性化されることを期待します。
(回答)
日頃から農林水産省が実施しています各種農林水産統計調査に対しまして、格別のご理解とご協力をいただいておりますことに感謝申し上げます。
また、この度は2020年農林業センサスの実施状況を踏まえた貴重なご指摘をいただきありがとうございます。
次回2025年農林業センサスの実施に向け、担当される自治体職員及び統計調査員の負担軽減に資する調査の効率化を検討しているところです。
また、既に2020年農林業センサスにおいてオンライン回答を導入しましたが、さらに、次回2025年農林業センサスでは、共通申請サービス(eMAFF)の活用についても検討しているところです。
さらに、これらのオンライン回答の普及・定着が図れれば、前回の回答内容に基づく形による回答方式の導入も可能になると考えられることから、自治体をはじめとする関係の皆様におかれましては、eMAFFの普及に向けて一層御尽力をいただきたいと考えております。
引き続き、農林業センサスの円滑な実施に向け御協力いただけますよう、よろしくお願いします。
その際、申請する農業者や、審査をする地方自治体等の職員の皆様の事務負担を軽減するため、行政手続の申請書類や申請項目などについて、抜本的な見直しを進めています。
この取組の一環として、本アプリの「リアル行政手続リポートBOX」で、皆様より御意見を募集しています。
今回は、農林業センサスについてのご意見と、それに対する農林水産省の回答を紹介します。
(質問)
農林業センサスの業務の抜本的な簡素化とオンライン化をお願いします。
2020年の業務を振り返って、見直してほしいことを記述しましたので、どうぞよろしくお願いいたします。
2020年のセンサスで初めに驚いたのは調査区域が、旧村単位の村、町単位の区域で分けられていることでした。
調査区をもとに、調査員に依頼をかけるのですが、現在は集落が自治会ごとになっているので、他の自治会をまたぐ調査は調査員にとっても大変で、山間部は広大な面積なので、調査区域の見直しが必要かと思います。
調査についてですが、調査はまず一定の面積以上の田畑や山林を所有している候補者にインタビュー方式で聞き取りをし、チャートで辿って、調査対象者を確定します。この時点で8分の1ぐらいに絞られてきます。これを毎回繰り返さなければなりません。
調査項目も多く、調査票の書き方も分かりずらいので、記載が抜けている箇所が多いのが現状です。また、調査票はマークシート式ですが、お年寄りには字も薄くて読みづらく、マークシートもボールペンで書いたり、ページ数が多いので最後のページまで終わらせないで提出しているので、市から電話をかけて聞き取りをすることも多かったです。調査項目の簡素化ができたらいいと思います。
ある程度本人の基本データが農林水産の係で把握できていれば、それをもとに調査票を印字しておいて、違うところを書き直してもらうなどできないのでしょうか。
農林水産省では共通申請サービスでのオンライン化を進めていると聞いております。オンライン化すれば、前回のデータを修正する方法で申告できるので、記載漏れも解消されると思います。
是非、次のセンサスの調査に向けては、調査方法、調査項目などの見直しや、共通申請サービスでのオンライン申告を検討していただけると市町村の職員、調査員、農家さんも助かると思います。
後継者がいない経営体は今後調査に答える事も難しくなるのではないかと思います。逆に新しい若手の経営体が増えていくと、地域のお年寄りと連携を取り、このような調査も手助けしてくれるのではないかと期待します。
将来食糧危機がくると懸念される中、衰退している(と感じる)日本の農林業が活性化されることを期待します。
(回答)
日頃から農林水産省が実施しています各種農林水産統計調査に対しまして、格別のご理解とご協力をいただいておりますことに感謝申し上げます。
また、この度は2020年農林業センサスの実施状況を踏まえた貴重なご指摘をいただきありがとうございます。
次回2025年農林業センサスの実施に向け、担当される自治体職員及び統計調査員の負担軽減に資する調査の効率化を検討しているところです。
また、既に2020年農林業センサスにおいてオンライン回答を導入しましたが、さらに、次回2025年農林業センサスでは、共通申請サービス(eMAFF)の活用についても検討しているところです。
さらに、これらのオンライン回答の普及・定着が図れれば、前回の回答内容に基づく形による回答方式の導入も可能になると考えられることから、自治体をはじめとする関係の皆様におかれましては、eMAFFの普及に向けて一層御尽力をいただきたいと考えております。
引き続き、農林業センサスの円滑な実施に向け御協力いただけますよう、よろしくお願いします。
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情報元: 農林水産省
この記事は、農林水産省政策情報API を利用して取得した情報をもとに作成していますが
サービスの内容は農林水産省によって保証されたものではありません。