AGRI NEWS [MAFF アプリ連携-農林水産省]

2022年08月03日

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草刈り時安全対策を万全に! (6月に発生した農作業死傷事故と8月のワンポイント)

草刈り時安全対策を万全に! (6月に発生した農作業死傷事故と8月のワンポイント)
草刈り時安全対策を万全に! (6月に発生した農作業死傷事故と8月のワンポイント)
令和4年6月に発生した農作業死傷事故と、8月の注意すべきポイントを紹介します。

<6月に発生した農作業死傷事故:40件>
農業機械作業に係る死傷事故:27件
 うち 乗用型トラクター  10件 ほか
 
その他の死傷事故 :13件
 うち 作業者の転落・落下事故 9件 ほか

○6月は16件の死亡事故を含む40件の死傷事故が報告されました。
○報告された死亡事故は、トラクターを含む農業機械の転落・転倒によるものが9件と過半を占めています。
○一方で、トラクターごと道路から1.5m下の農地に転落したものの、シートベルトを装着していたため軽傷に終わった事例も報告されました。シートベルト装着は、命を守る最も基本的な対策です。

<8月のワンポイント>
○8月は例年、草刈りによる事故が多く発生しています。典型的な事故は、6月にも紹介したキックバックのほか、次のような事例が報告されています。
 ①後方など死角にいた別の作業者に気づかずに傷つける事故
 ②駆動を止めないまま、からまった草を取ろうとして指などを切る事故
 ③傾斜での作業中に転倒して自分の体を切ったり、用水路などに転落する事故

○組作業の時は事前にルールを決める、草刈作業をしていない時は機関停止、滑りづらい安全靴やすね当てなど保護具の利用など、あらためて基本的な安全対策を徹底しましょう。

情報元: 農林水産省

この記事は、農林水産省政策情報API を利用して取得した情報をもとに作成していますが
サービスの内容は農林水産省によって保証されたものではありません。

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