ツヤハダゴマダラカミキリに関する情報を公開しました

　ツヤハダゴマダラカミキリは、海外では幅広い樹種の樹木を枯死させる等の激甚な被害を及ぼし、IUCNの「世界の侵略的外来種ワースト100」にも選ばれており、我が国でも近年全国で道路、公園、河川敷等の様々な場所で相次いで生息が確認されています。
　有害な外来カミキリへの対応は、早期発見、早期駆除の徹底によるまん延防止対策が重要であることから、生息域が限定的な今のうちに、各地域の関係者が連携して生息域の把握と被害木の駆除等を進め、被害拡大を防止していくことが重要です。
　本虫の国内における詳しい生態や被害メカニズム等についてはまだ不明な点も多いのですが、現時点で収集した情報を基に、被害モニタリングや駆除の手法等について整理しましたので、参考としていただきたいと思います。