AGRI NEWS [MAFF アプリ連携-農林水産省]
2022年07月22日
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「みどりの食料システム戦略」技術カタログ紹介:“<w天>防除体系”天敵が主役の新しい果樹のハダニ防除技術のご紹介
今回は、「“<w天>防除体系”天敵が主役の新しい果樹のハダニ防除技術」についてご紹介します。
※w天(ダブてん)とは、ダブル天敵の略称であり、2種類の天敵(土着天敵と天敵製剤)を利用することから名付けられた用語になります。
果樹のハダニ防除は、化学合成殺ダニ剤に大きく依存してきました。しかし、ハダニ類は、増殖が早く、薬剤抵抗性を獲得しやすいため、化学農薬に過度に依存した防除では、今後ますます管理が困難になることが予想されます。
<w天>防除体系は、天敵を主体とした新しいハダニ防除戦略です。「土着天敵」と「天敵製剤」を基幹とし、それぞれの長所を最大限生かすことで殺ダニ剤への依存を大きく減らしたハダニ防除が可能となります。
本防除体系では、天敵の利用に併せ、天敵に配慮した薬剤の選択や草生管理を行うことで、減農薬栽培環境をつくることができます。
「みどりの食料システム戦略」技術カタログ紹介では、温室効果ガス削減や環境負荷低減につながる農業技術を毎月紹介しています。
また、今回紹介した技術をはじめ、「みどりの食料システム戦略」技術カタログでは167の技術を掲載しています。栽培暦の見直しなど、より持続性の高い農法への転換に向けた取組の一つとして、技術の導入をぜひご検討ください!
※w天(ダブてん)とは、ダブル天敵の略称であり、2種類の天敵(土着天敵と天敵製剤)を利用することから名付けられた用語になります。
果樹のハダニ防除は、化学合成殺ダニ剤に大きく依存してきました。しかし、ハダニ類は、増殖が早く、薬剤抵抗性を獲得しやすいため、化学農薬に過度に依存した防除では、今後ますます管理が困難になることが予想されます。
<w天>防除体系は、天敵を主体とした新しいハダニ防除戦略です。「土着天敵」と「天敵製剤」を基幹とし、それぞれの長所を最大限生かすことで殺ダニ剤への依存を大きく減らしたハダニ防除が可能となります。
本防除体系では、天敵の利用に併せ、天敵に配慮した薬剤の選択や草生管理を行うことで、減農薬栽培環境をつくることができます。
「みどりの食料システム戦略」技術カタログ紹介では、温室効果ガス削減や環境負荷低減につながる農業技術を毎月紹介しています。
また、今回紹介した技術をはじめ、「みどりの食料システム戦略」技術カタログでは167の技術を掲載しています。栽培暦の見直しなど、より持続性の高い農法への転換に向けた取組の一つとして、技術の導入をぜひご検討ください!
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情報元: 農林水産省
この記事は、農林水産省政策情報API を利用して取得した情報をもとに作成していますが
サービスの内容は農林水産省によって保証されたものではありません。