2030年の世界共通のゴールとして策定された「持続可能な開発目標(SDGs)」。
世界人口の増加や食料問題、食料自給率、国土保全、地球環境問題などを考えると、農業の果たす役割は大きく、
農業機械メーカーの社会的使命は、ますます重要であると考えています。
「農家を過酷な労働から解放したい」という想いから始まった井関グループ。
それは、今もなお井関の精神として連綿と受け継がれています。
私たちは、事業活動を通じ、井関らしい取り組みで、社会課題の解決を目指していきます。
日本農業は、農地集積、規模拡大による生産性向上、
農業従事者の減少・高齢化による人手不足などの課題を抱えています。
井関グループは、ロボットトラクタなどのスマート農機や
データを活用したスマート農業の促進などにより、日本農業の持続的な発展に貢献しています。
ロボットトラクタ
スマート農業の実証・普及・研究を行う夢ある農業総合研究所
世界のコメ生産量は、アジアで全体の8割が生産される一方、アジアの都市化に伴う、農業の人手不足が課題となっています。
井関グループは、日本で培った稲作技術を活かし、各地域に適した農業機械の提供を通して、
アジア農業の機械化による生産性向上に貢献しています。
当社製品は、公園の芝刈りや道路清掃、除雪作業といった景観整備に活用され、
欧州の美しい景観や環境を守り、住みよいまちづくりに貢献しています。
開発・製造・お客さまの使用・廃棄の各段階における環境負荷低減を目的に、
すべての商品開発において環境適合設計を推進し、環境に配慮したエコ商品の提供に努めています。
日本における農業従事者の約4割が女性で、農業や地域活動の重要な役割を果たしています。
井関グループは、女性農業者のさらなる活躍をサポートするため、農林水産省「農業女子プロジェクト」に参画し、
全国で農業機械取扱いセミナーを開催しています。
食農イベントでの農業機械の展示やバケツでお米を育てる出前授業といった食農教育、
ものづくりの製造工程を学ぶもの育など、
次世代を担う子どもたちの育成を通して、農業の明るい未来を応援しています。
バケツでお米をつくる食育プロジェクト(出前授業)
ものづくりの製造工程を学ぶもの育