T6000シリーズは、H19年度排ガス規制適合のコモンレール噴射システムを搭載したクリーンエンジンを採用しています。 T6000シリーズのコモンレールエンジンはPerkins4気筒、6気筒とSISUの4.9L4気筒エンジンを搭載しています。
T6000のエンジンはPerkins製,SUIS製とも、出力・トルクの両方ともに理想的な特性を持っていますので、圃場内/移動時共に余裕のある作業ができます。 また、同時に優れた燃費特性も持ち合わせています。エンジンの馬力曲線は2200rpm時より2000rpm時の方が出力が大きく、優れた粘りを持っています。
また、変速位置3速あるいは4速の時に出力・トルクともが上昇するパワーブースト機能を搭載しています。スーパーD4トランスミッションとの組み合わせで、エンジン回転と車速の理想的なコンビネーションで優れた生産性と少ない燃費消費をもたらします。
外部油圧取出しは4連(D4型)を装備(D4R型は2連)。1連目はフローデバイダー付で流量調節が行えます。2連目、3連目(D4型)は、単復切替式で適応する作業機は多岐に渡ります。
クイックエンドフック式の3点リンクを装着しており作業装置がすくうだけで手早く行えます。左右のリヤフェンダー上に3点リンクの上下スイッチがついておりますのでトラクタから降りたまま作業機の着脱が可能です。また、ドラフトコントロールはロワリンクセンシング方式で、高精度なブラウ作業が行えます。
サスペンション付デラックスシートが長時間におよぶ作業の疲労を軽減します。シートの素材には炭素繊維を採用していますので、発汗などの水分をすばやく乾燥させると同時に熱の発散にも役立ち、座り心地がよく長時間の作業も快適に行えます。休息時はリクライニングシートでゆっくりくつろげます。
T6000シリーズにはD4トランスミッションを採用しました。D4トランスミッションは主変速4段、スーパーマルチシフト4段の前進後進16段がクラッチ操作をする事なくレバー1本で変速できます。クリープ速と合わせ合計前進32段・後進32段の多段変速です。
0.2km/h〜スーパークリープ装備ですから、 クリープ/標準速合計で32段の車速が得られます。
機敏で的確な機体操作には「パワーコントロールレバー」を採用。パワーコントロールレバーは、1.前後進切換(パワーシャトル)、2.スーパーマルチシフト変速、3.クラッチの接続・遮断の3つの機能がワンレバーで行えます。
車速微調整が可能な4段スーパーマルチシフトを採用。右手、あるいは左手のレバーをワンタッチするだけで瞬時に変速できます。もちろんクラッチペダルの操作は不要です。また、変速の際にも動力伝達を遮断しないため、プラウ作業等牽引作業時にもトラクタが停止する事なくスムーズな変速が出来ます。左右どとらのレバーでも操作できるので作業姿勢に合わせて操変速操作できます。
発進の際、パワーコントロールレバーで前後進を選択した時のクラッチ接続感度をダイヤルで簡単に調整できます。ゆっくりとクラッチを繋ぎたい時はダイヤルを「−」側に、速く繋ぎたいときは「+」の側に回します。調整段階は+、−各5段階です。作業内容に合わせて最適なクラッチ接続が行えます。
2WD⇔4WDの切替え、デフロックのON、OFFもスイッチをワンタッチするだけで操作できます。またデフロックスイッチにはオートデフ機能を追加し、作業機を上昇するとデフロックが解除しますので、外し忘れが防止できスムーズに旋回できます。
ドラフトコントロール、ポジションのセッティング、作業機下降速調節、上げ高さ規制などは電子制御ですのでダイヤル調節だけで簡単に行えます。作業中の微調整もすばやく行えますので精度の高い作業を実現します。また作業機の上下と位置調節は、人間工学に基づいて設計されたマウス形のコントローラで操作しますので、操作による疲労を軽減します。さらに万が一のときでも、コンピュータ自身が故障を判断する自己診断機能付ですから、十分なサポートのもと安心して作業できます。(自動水平装置はオプションです)
PTOスイッチは電気式ですので、ワンタッチで簡単にON/OFF/PTOブレーキの操作が出来ます。走行系とは独立した機能を持つインデペンデントPTOにより、回転はクラッチペダルに関係なく維持できます。回転数は540rpmと1000rpmの2段式を採用し、変速はキャビン内でレバーにより操作できます。
操作スイッチやエアコンの噴出し口など、細部までこだわったレイアウトにより、長時間におよぶ作業も快適に行えます。またサイドマフラーやワイドオープンリアガラスなどを採用し360°の広い視野を確保。安全快適な作業が行えます。
エンジン回転数を中心に、マルチシフト、副変速の選択段数など作業状態をひと目で分りやすく表示します。また各種警告灯類もパネル内に点灯しますので、万一の場合も迅速に対応でき安心です。
エアコンは4段階の風量調節が行え、風向調節可能なベンチレーションがキャビン天井に5カ所ありますので、室内を素速く快適な温度に調節します。またガラスのくもりを防ぐ4ケ所の吹出口で視界をクリアに保ちます。
キャビン内には12V電源取出しも2カ所用意してあり電気品の接続に便利です。
作業灯
ハロゲンバルブを使用した高照度型の採用により、前はツインバルブ型2灯とシングルバルブ2灯で6灯分、後はツインバルブ型2灯で4灯分の照度を確保します。薄暮の作業も安全・安心に構成度な作業が行えます。
D4S型にはフロントアクスルサスペンションを装備しております。伸縮ストロークは90mmで、作動時は常にストロークの中心(45mm)位置を保つよう制御されています。 また、サスペンション機能が必要ない場合は、キャビン内のスイッチでOFFにすることができます。OFFのときはサスペンションの無いフロントアクスルと同じになります。 作動の状況はピラー上のインジケーターで確信できます。
冬期期間など長期にわたり使用しない場合はバッテリーアイソレータースイッチで回路を遮断できます。これにより微電流を断ちバッテリー上がり防止に効果的です。
ボンネットはワンタッチで跳ね上がるフッリップアップ式を全形式に装備。
さらに6気筒モデルにはエアクリーナ、オイルクーラ、エアコンデンサがダンパーで持ち上がるクーリングパッケージを採用しています。
T6000シリーズでは本機基本型式(例:4DL、D4SLなど)とタイヤ型式を選択の後、オプション型式をP1、P2、P4型の中からそれぞれお選び頂けます。 お客様より特に要望の多い装備をそれぞれ設定しました。 これによりお客様の作業に合わせたトラクタのカスタマイズが可能になりました。
P1型式では、フロント3Pリンクと、フロント3Pリンク装着用の900kgウェイトが装備されます。フロント3Pの持ち上げ揚力は2.5tです。
P2型形式では、P1型式にフロントPTOが追加されます。 フロントPTOは通常6スプラインで回転方向左回りが供給されます。21スプライン或いは、右回りをご要望されている場合はご注文時にその旨、ご連絡ください。 購入後の変更は出来ません。