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湛水直播in北陸
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大規模集落営農の組織運営は直播の導入が大前提です。

直播の導入で組織の抱える問題をクリア

組合長 川上権一さん(61歳)設立したばかりの組合なので、組合として自前の育苗ハウスがありません。個人のハウスを転用しようにも、広範囲に点在しているため調整も思うようにいきません。昨年は農協から苗を全量購入しました。今後もハウスを造る予定はありません。だからこそ直播を積極的に取り入れようとしているのです。
また、エリアが広域に及ぶため、作業者の人数がなかなか揃わないという悩みもあります。移植の場合、田植機2台で12人必要なところが、直播では播種機2台に作業者5人で済みます。こうした点も直播をやる大きな理由の一つです。つまり、組織運営上、直播の導入は私たちにとって大前提なのです。
収量は圃場によって差があります。昨年はいいところで移植8.5俵、直播8俵。移植と比べると多少落ち込みはありますが、昨年実績くらいの差ならそれも許容範囲内です。

将来の目標は棚田を除いて100%直播

米を取り巻く環境の変化に対応するためにも直播によるコスト削減は不可欠です。将来の目標は、山間部の棚田を除くすべての圃場で直播を実施することです。
組合員152戸の中には、直播に対して抵抗のある方もいらっしゃると思います。私たちは、ハウスが確保できない、作業者が集まらないといった現状認識から直播の必要性について合意形成を図るようにしています。昨年実績のように直播でもそれほどの落ち込みがないことは安心につながっていると思います。
今後の課題は除草ですね。播種後、雑草の種は籾と一緒に発芽します。昨年は水管理の失敗で、草の中に稲が生えているような田んぼもありました。今年は昨年の反省を踏まえて、水管理と除草を改善したいと思っています。



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